中性子散乱実験のデータの解析について
★ データの変換(Macフォーマットの生データをWindowsフォーマットに変換)
- 生データをPCにコピーする。
- Wordで生データを開く。
- Wordで名前を付けて保存する。この際、ファイルの種類を「テキスト+改行」にする。(この際、保存した拡張子を.rawにしておくと良い)
★ Rietanでの解析(新規のファイルの作成の仕方)
- Crietan2000を起動する。起動する際はBrowseは選択せずCancelをクリックする。
- File → Make INT File をクリックし、Pattern Viewerを開く。
- File → Load Raw Data → Hermes Neutron Data → OK をクリックし、先程のデータ変換で保存したファイルを開く。(データの変換で拡張子をrawにしていない場合はすべてのファイルの種類を表示させ、変換して保存したファイルを開く)
- File → Export Powder Formats → Rietan Normal Format → OK → 「ファイル名.int」で保存する。このintファイルを保存する際、新規のディレクトリを作成し、その中に保存するようにする。
- Pattern Viewerを閉じる。
- File → New Jobをクリックする。
- Browseでファイル名に「ファイル名.ins」と入力し「開く」をクリックするとデフォルトのinsファイルが作成される。
- 自分の試料のパラメータを書き換える。(書き換えるパラメータについては後述してある)
- 書き換えたらRun Rietan2000(電球アイコン)をクリックし精密化をスタートさせる。
- Quick Winを終了させると結果がエディタに表示される。
- エディタを閉じると、結果Rwp値が左下に表示される。
- Update Ins Fileをクリックし、Run Rietan2000で精密化を繰り返す。
- Rwp値がある程度下がってきたらGeneral ParametersのRefinementを2. Stepwise by Rietanから0. Refine Allに変え精密化を繰り返す。
- Rwp値が下がらなくなってきたらConjugateのMITERを1から4に変えて精密化を行う。
- 精密化がうまくいかない場合はProfile Parametersの値を変化させながら精密化を繰り返す。
topへ戻る