Bond valence sumとは
Paulingは、イオン結晶中で各イオンがもっている電荷(形式電荷) qi は配位している結合ごとに割り振ることができると考え、これをBond valenceと名づけた。
その後、BrownとAltermattはこの考え方を一般のイオン結晶に更に拡張してBond valence sumという考え方を提案した。
Bond valence sumは陽イオンの実効的な電荷とみなすことができ、単純な考え方ではあるが、イオン結晶を評価する上で極めて有効な考え方となっている。式中の